日頃より当法人の運営にあたりましては、ご利用者をはじめ、ご家族、地域などの皆様方から暖かいご支援とご協力をいただき、心から感謝申しあげます。
本年度から新たに施行されました、改正社会福祉法後の第1回理事会におきまして、新理事長として就任する運びとなりました。前理事長は相談役として、今後も当法人を支えていただきます。
当法人も事業開始から15年が経過し、我が国の社会福祉も大きな変革期を迎えているこの時期に理事長の職に就くにあたり、その責務の重さを痛感しております。
当法人は平成13年7月26日に認可を受け、翌年4月1日より「知的障害者通所授産施設すずかぜ」、平成18年7月1日からは桑名市に「知的障害者通所授産施設夢の風」を開設し、本年7月からは、新たに「グループホームすずかぜ」を開設することとなりました。
現在では、夢の風で「相談支援事業」や「日中一時支援事業」も実施し、すずかぜでは「日中一時支援事業」や鈴鹿市からの委託事業である「安心生活応援事業」をも実施しております。
まだまだ未熟な組織ではありますが、素敵な利用者の方々、温かく見守ってくださるご家族の方々、高い志と熱い想いをもって仕事をする職員や関連機関の方々、こういったたくさんの素晴らしい出会いに支えられ、今日を迎えることができましたことに心から感謝申し上げます。
当法人としても利用者や保護者の高齢化の対応や、社会福祉法人のイコールフッティング、ガバナンス、経営等多くの課題を抱えておりますが、皆様のお力添えをいただきながら、一歩一歩着実に前進できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
今後とも、ご利用者の方々やご家族の方々の満足いただける支援を目指し、利用者本位のサービス提供に努めるとともに、地域の障がい者福祉の拠点として、地域の皆様から信頼される施設となるよう、職員一丸となって取り組んでまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2017年7月1日
社会福祉法人鈴風会
理事長 杉本立己